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観葉植物の葉がほとんど、あるいは全部落ちてしまったものは、もう絶対回復しないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。傷んだ程度の問題はあるにせよ、次のような症状ならまだ回復の見込みがあります。今、この時期がチャンスです。 |
・ ベンジャミン、幸福の木、パキラ、コンシンネ、カポックその他、木ものの場合、その 木の幹がまだ堅く、指で強くこすっても皮がベロっとむけない。 → 枯れた枝や葉は全て切り落とし、戸外の半日陰へ。土が乾いたら、水だけ与えて下さい。肥料は一切いりません。1〜2ヶ月で、新芽が出てくるはずです。 |
・ ポトス、シンゴジューム、エレンダニカ等、つる性の植物の場合、根元が腐って鉢からスッポリ抜け落ちてしまったが、まだ先の方はなんとか緑色を保っている。 → 緑色の葉が付いたつるの一部分を切り取って、コップの水にさすだけで、新しい根が出てきます。(但し、夏の間のみ。寒くなる前に鉢に植え替えておきます。) |
・ アジアンタム、ツデーシダ等、シダ類の葉が全部茶色くなってしまったが、根元にゼン マイのような小さな小さな芽がある場合 → 枯れた葉は全部切り落とし、戸外の半日陰で、乾かさないように水やりを行って下さい。やはり、1〜2ヶ月位で新しい葉が展開してきます。 |
夏の間、戸外に出す場合の注意点 部屋の中にあった観葉植物を突然日光に当てると、極端な場合、1時間もすれば葉灼けを起こし、いくらあわてて取り込んでも、次の日には茶色い葉っぱに・・・なんてこともよくあります。(これは寒さにあてたのとは違って、回復可能です) 曇りの日からだんだんと慣らしていきましょう。雨にあてるのも良いことです。害虫(特に葉ダニやカイガラムシ)も付きにくくなり、従ってそれらが媒介する病気も防ぐことができるからです。水やりの基本は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えることです。それから、今は育ち盛りです。肥料も十分に与えて下さい。液体、固形、どちらの肥料でもかまいません。 |
・葉に触れてみた時に、しっかりしていて張りのあるもの |
・葉や花の付け根が茶色くなっていないもの |
・葉や花の茎がヌルッとしていないもの |
・葉の数が多く、花が葉の中央からたくさん咲いているもの |
・花に斑点(シミ)のないもの |
考えられる原因として |
1.日光不足。なるべく一日中日光が当たる窓辺で、できれば窓を開けた状態(締め切った部屋ですと、場所によっては温度が上がりすぎて、シクラメンの適温〈日中は20℃以下、夜は5〜8℃位が理想〉を超えてしまいます。)か、または、昼間は外へ出し、よく日に当てて下さい。北側などの日当たりの悪い所へは置かないでください。 |
2.暖房の当たる場所に置いた。葉から水分がなくなり、根からの補給が間に合わないため葉がしおれてしまう。 |
3.水の与え過ぎか乾かし過ぎ。底面給水システムで作られたシクラメンの場合は鉢底より水を吸わせる方法をとります。もう一つは通常の方法で、従来通り花や葉に水をかけないよう、鉢土に水を与える方法があります。従って鉢が二重鉢になっていれば底面給水です。必ず鉢の下の方に水を注ぐ穴がありますから、そこから水を与えて下さい。水を乾かし過ぎて葉がしおれてしまった時のみ、鉢の上から一度だけたっぷりと水を与えます。乾かし過ぎても限度内なら、しおれてしまった花や葉も起きあがりますが、形がだいぶ乱れてしまうことがあります。従来通りの水やりの場合は、12月〜2月までは晴れた日の場合2日〜3日に一度、鉢底から水がでるくらいたっぷりと与えます。それから、受け皿には絶対に水を溜めたままにしないで下さい。 |
4.病気になった。シクラメンの病気は軟腐病、灰色カビ病、たんそ病等がありますが、ここでは軟腐病、灰色カビ病についてお話ししてみたいと思います。 |
軟腐病・・葉の付け根、花の根元、球根のように丸くなっている部分等が柔らかく腐ってくる。においを嗅ぐと何ともいやなにおいがする。この病気はほとんど良くならないため、焼却、または廃棄処分した方が良い。 |
灰色カビ病・・花や葉の根元等に、灰色のカビが生え、茎が溶けた状態になる。この病気に対する農薬もあるが、緊急対処法として、葉を少し広げ病気の部分を直接日光によく当てると、乾いて良くなる場合もある。 |
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